手の発達を促すおもちゃ~両手を使う・指先を使う編~その5★市販品

これまで、手の発達を促すおもちゃ~両手を使う・指先を使う編~では、手作りのおもちゃのご紹介をしておりましたが、今回は市販品を使用した遊び方のご紹介をさせていただきます。

【タイトル】プレイ・スティックス(ボーネルンド社)を使った遊び
【目的】目と手の協応や持続的な注意力の促し
【遊び方】
ドレッシングケース(100均で購入可)をつかって、長さの違うプレイスティックを中に入れる、出す。
ドレッシングケースの蓋に穴を開ければ、穴に棒を入れる遊びもできます。
 

【作業療法士からの一言】
「プレイ・スティックス」は、本来構成遊び(組み立て遊び)で使用するおもちゃですが、ドレッシングケースを使って、目と手の協応を促す遊びができます。
このおもちゃの最大の特徴は「ガタガタと振動が伝わる、音が鳴って楽しい!」です。スティックの凸凹がドレッシングケースの淵にあたり、筒の中から棒を出し入れする感覚を目や手で楽しめます。

1.出す、入れる、筒の中に物があることを認識する

スティックがボコボコしているので、手先の分離が難しく小さいものも全指で握るお子さんでも扱いやすくなっています。また、棒状なので、握りこんでも先が目で確認できるのも特徴です。最初は筒に手を入れることが難しいお子さんも、徐々に短いスティックを取ることで、自然と筒の中に手を入れることが出来ます。

2.両手を使う練習
ドレッシングケースを非利き手に持って、棒を入れる角度を調整するなど、手首の動きを促すことが出来ます。非利き手への意識も生まれやすく、道具操作時に必要な体幹バランス能力もつきますし、紙を抑えてお絵かきをするなどの机上課題にもつながります。

3.日常生活動作、道具操作
スティックを穴に入れる際、スティックを上手持ちでも下手持ちでもお子さんに合わせた設定で取り組むことが出来ます。ボールや玉をどんどん入れていくプットインの課題と違い、振動や音を持続的に楽しめるため、注意を持続的に促すことが出来ます。手にしっかり感覚入力されるとよく見てくれますので、食事やお絵かきなどの道具操作につながります。

【ご利用者様の反応・お気に入りポイント等】
私は訪問リハビリで0歳のお子様から使用していますが、振動と音、色が楽しくて、大人気のおもちゃです。
ずっと使っていると、今まではただ入れるだけだったのが、反対の手で持ち替えたり、入れる方向を考えて角度を変えたりと、お子さんの試行錯誤する姿が見えるのがとても楽しいです。お子さんが楽しい、面白いと思ってもらえる中に、考えたり悩んだり、時には手伝って欲しくて大人を呼んだりと、色々な場面が見えるおもちゃなので、ぜひ一緒に楽しんでください。

ただ、長い棒なので、口の中に入れ過ぎないように、必ず保護者の方が傍について遊んでくださいね!

ボーネルンド社プレイ・スティックスのページ


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